2006年2月 カムチャッカ厳冬の旅3

2月16日(2日目その2):カムチャツカへ到着


2/17(金)
3時間で飛行機はペドロパブロフスクカムチャツキーへ到着。
到着すると飛行機の中に係の人(軍関係?)が乗ってきて、
パスポートをチェックする。
外国人は少し長めの手続きが必要。
今回、僕以外には一人だけアジア系の人が乗っていた。

飛行機を降りて、飛行場をづらづらと歩いていく。
と、暗い中柵の向こうから呼ぶ声が。
秋に通訳をしてくれたナターシャが迎えにきてくれていた。
今回の訪問にあたって決めてきたことの一つが、
挨拶の時にがっしりとハグするということ。
がっつり行くぞ!
と意気込んだが、なんかよそよそしい感じだったので、握手だけした。
うーん。

と横をみると、ウラジミール・バシレイビッチさんも来てくれていた。
握手をしつつガッツリとハグ。いったん車へ手荷物を持って行く。
と、これまた10月にお世話になった、
イフゲニービクトルビッチさんが来てくれていた。
握手をしつつまたもハグ。
結局、おっさんとだけかいな。

あとからナターシャに聞いたんだけど、
ロシアでは男同士は会うたびに握手もするし久しぶりだとハグもするけど、
女性にはしないんだそうだ。
ナターシャもカナダから人が来たときにがっつりハグされて、
とまどったと言っていた。うーむ。本当かしら。
僕の知っているロシア人は日本に来ると、片っ端の女性をハグしてキスしているんだけど......

20分ぐらいしたら預けた荷物の引き渡しが始まった。
ザックをピックアップして車に乗る。

車で市内へ移動。エーデルワイスホテルへ。 旧知のムラさんが待っていた。 ムラさんとは先週まで日本で会っていたので、なんか不思議な感じだ。 翌日からはムラさんのアパートに泊まるんだけど、 最初の日はちゃんとしたホテルへ泊まった方がいいそうだ。 ロシアのホテルは外国人が泊まると、当局へ連絡するらしい。 で、最初の日だけその手続きをしたほうがいいとのこと。 お部屋で今後のスケジュールを相談。 で今日はどうする?と聞かれて、 なにがしら食べて飲みたい、といったら ムラさんがにやっとして、ロシア人だけで相談がされて、 訳さなくていいとナターシャにも告げられて、勝手がわからないまま外出。 イフゲニーにお土産の車の芳香剤を渡すと喜んでくれた。 で、ムラさんとナターシャと3人でで歩き始める。 ナターシャが、「多分私は今日は必要じゃないから帰るね。」 「はあ...」と生返事。 分からんままムラさんと歩いてスラビックとかいうレストランへ。 と何かのパーティーがやっていて、ワケワカランまま突入。 古い火山研究者の70歳のパーティーだそうだ。 店に入ると、ムラさんはその後はほったらかして何処かへ。 ロシア人の中で英語をしゃべる人を見つけて、おしゃべりをしていると 歌い手さんが登場してダンスパーティーがスタート。 楽しく見ていると、ちょい年配の女性からのお誘いがあって、 掠われるようにダンスの中へ。 アメリカからの年配の研究者もいてこれまたダンスダンス。 ダンスって苦手だしどうやっていいのかわからん。 ロシアの人はもうみんな踊っている。 で、なんだかんだで時間が経って だいぶ酔っぱらったアメリカの女性をムラさんとで がっつり腕を組んでホテルまで戻った。いやー。長い一日だった。


夕暮れのペトロパブロフスクカムチャツキー



一日目(ウラジオストクへ)へ

二日目その1へ(ウラジオの朝)へ

3、4日目(温泉三昧)へ


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